「配車係から、自分だけ厳しい運行ばかり回される」
「上司から、仕事とは関係のない人格まで否定されるようなことを言われる」
「無理な運行を断ったら、強い口調で責められた」
運送会社でこのような状況が続けば、「これってパワハラでは?」と悩むこともあるでしょう。
ただし、上司や配車係から厳しく注意されたからといって、すべてがパワハラにあたるわけではありません。
厚生労働省では、職場のパワーハラスメントを、①優越的な関係を背景とした言動、②業務上必要かつ相当な範囲を超えたもの、③労働者の就業環境が害されるものという3つの要素をすべて満たすものとしています。
そのため、「パワハラかもしれない」と感じたら、まずはいつ・どこで・誰から・何を言われたのか、どのような指示を受けたのかを記録しておきましょう。
この記事では、運送会社で起こり得るパワハラの具体例から、証拠の残し方、相談先、荷主から無理な要求を受けた場合の対処法、転職を考える判断基準まで解説します。
パワハラに悩んだときの5つの対処ステップ
- 自分が受けている言動や指示を整理する
- 日時・発言・メール・録音などの記録を残す
- 社内の相談窓口や別の責任者へ相談する
- 解決しない場合は外部の公的な相談窓口を検討する
- 状況が改善しない場合は転職も含めて今後を考える
【この記事で分かること】
- 運送会社でどのような言動がパワハラにあたる可能性があるのか
- パワハラを受けたときに残しておきたい証拠・記録
- 上司・配車係・荷主との問題をどこに相談すればよいのか
- パワハラが改善しない場合に転職を考える判断基準
運送会社のパワハラとは?具体例とチェックリスト

運送会社で上司から厳しく注意されたり、配車係から負担の大きい仕事を任されたりすると、「これはパワハラでは?」と感じることもあるでしょう。
しかし、嫌な思いをした、厳しく注意されたというだけで、すべてがパワハラにあたるわけではありません。
厚生労働省が示すパワハラの3つの要素は次のとおりです。
- 優越的な関係を背景とした言動
- 業務上必要かつ相当な範囲を超えた言動
- 労働者の就業環境が害されること
一方、客観的に見て業務上必要かつ相当な範囲で行われる適正な指示や指導は、パワハラには該当しません。
たとえば、交通ルールを守らなかったドライバーに対して安全運転を指導することと、ミスを理由に人格まで否定する発言を繰り返すことは、同じ「注意」でも分けて考える必要があります。
パワハラの代表的な6類型
厚生労働省では、職場のパワハラについて次の6類型を典型例として整理しています。
| 類型 | 意味 | 運送会社で考えられる例 |
|---|---|---|
| 身体的な攻撃 | 暴行・傷害 | 殴る、蹴る、物を投げる |
| 精神的な攻撃 | 脅迫・侮辱・ひどい暴言など | 人格を否定するような発言を繰り返す |
| 人間関係からの切り離し | 隔離・仲間外し・無視 | 特定のドライバーだけ意図的に無視する |
| 過大な要求 | 遂行困難な仕事の強制など | 業務上明らかに不要・困難な要求を繰り返す |
| 過小な要求 | 合理的な理由なく仕事を与えないなど | 嫌がらせ目的で仕事から外す |
| 個の侵害 | 私生活への過度な立ち入り | 業務と関係のない私生活を必要以上に詮索する |
※上記は理解しやすくするための例です。6類型に似た行為があっただけで、直ちにパワハラになるわけではありません。
上司からのパワハラを確認するチェックリスト
次の項目は、パワハラを自己判定するためのものではありません。「誰から・いつ・何をされたのか」を整理するためのチェックリストとして利用してください。
□ 人格を否定するような発言を受けている
□ 必要以上に長時間の厳しい叱責が繰り返されている
□ 他の従業員の前で繰り返し大声で叱責されている
□ 意図的に無視されたり、職場で孤立させられたりしている
□ 合理的な理由が分からないまま仕事を外されている
□ 業務と関係のない私生活について過度に詮索されている
当てはまる項目があれば、日時・場所・相手・発言内容・その場にいた人などを記録しておきましょう。

職場で悪口を言われたり、人間関係に悩んでいたりする場合は、ドライバーの職場で悪口を言われたときの対処法も参考にしてください。
配車係からのパワハラを確認するチェックリスト
運送会社では、配車係がドライバーの仕事内容や運行に大きく関わる場合があります。
そのため、「配車がきつい」という結果だけではなく、どのような指示が、どの程度、どのような理由で行われているのかを整理することが重要です。
□ 自分だけ負担が大きいと感じる配車が繰り返されている
□ 業務上の理由が分からないまま仕事を外されている
□ 配車や仕事を材料にして威圧的な言動を受けている
□ 断ると不利益を与えるような発言をされている
□ 安全な運行が難しいと感じる指示を受けている
□ 無理な運行について相談しても取り合ってもらえない
このような場合は、単に「配車係に嫌がらせされた」と記録するのではなく、日付・運行ルート・拘束時間・指示内容・他の配車との違い・そのときのやり取りなどを残しておきます。
なお、負担の大きい配車を担当したという事実だけで、直ちにパワハラと判断できるわけではありません。

配車担当者との関係や配車の問題についてはダメな配車係が無能で辞めたい!ストレス解消法とドライバー転職の道で詳しく解説しています
荷主からの言動・要求を確認するチェックリスト
荷主との問題は、社内の上司や配車係によるパワハラとまったく同じものとして扱うことはできません。
ただし、仕事中に荷主から暴言や無理な要求を受けている場合は、次のような点を記録しておきましょう。
□ 荷主から侮辱的・威圧的な発言を受けている
□ 長時間の荷待ちが発生している
□ 事前の取り決めにない荷役作業などを求められている
□ 無理な要求を断りにくい状況になっている
□ 荷主からの要求について会社へ報告しても改善しない
荷主との問題については、後述する「荷主から暴言・無理な要求を受けた場合の対処法」で詳しく説明します。
運送会社で実際に問題となったパワハラ裁判例
運送業に関係する裁判例を見ると、職場での言動だけでなく、労働時間や会社側の対応なども含めて具体的な事情が判断されています。
岡山県貨物運送事件
岡山県貨物運送事件(仙台高裁平成26年6月27日判決)は、運送会社での上司による言動などが問題となった裁判例です。
裁判例を見ると、単に「上司から注意された」という事実だけではなく、どのような言動が、どのような状況で行われたのかを具体的に確認することが重要だと分かります。
現在パワハラに悩んでいる場合も、
- いつ起きたのか
- 誰から言われたのか
- 何と言われたのか
- どのような仕事や指示だったのか
- 繰り返し行われているのか
- 会社へ相談したのか
などを記録しておくと、状況を説明しやすくなります。
大島産業事件
大島産業事件も、運送会社に関係するパワハラ事例として取り上げられている裁判例です。
この事件についても、特定の発言だけを切り取って判断するのではなく、当事者の立場や会社内での関係、具体的な行為などを含めて裁判上の判断が行われています。
裁判例を読むときは、「自分のケースも同じ結論になる」と考えるのではなく、どのような事実関係が問題になったのかを知る資料として利用しましょう。
裁判例から分かること
裁判例と自分のケースが似ているからといって、同じ判断になるとは限りません。
だからこそ、パワハラと思われる出来事があった場合は、
「誰が・いつ・どこで・何をしたのか」
を具体的に記録しておきましょう。
裁判例は「自分も同じ結果になるか」を判断するためではなく、どのような事実が問題になったのかを知るための参考資料として利用してください。
パワハラを受けたトラック運転手が最初にやること

運送会社で「パワハラかもしれない」と感じる言動を受けたら、まずは何があったのかを記録することから始めましょう。
厚生労働省の「あかるい職場応援団」でも、ハラスメントと思われる行為について、5W1Hを意識して記録し、メモや録音などで残すことが案内されています。
厚生労働省「あかるい職場応援団|ハラスメントで悩んでいる方へ」
日時・場所・発言・状況を記録する
次のような内容を残しておきます。
- いつ起きたのか
- どこで起きたのか
- 誰から言われた・されたのか
- 実際にどのような発言や行為があったのか
- どのような仕事・配車を指示されたのか
- その場に誰がいたのか
- 自分がどう対応したのか
- その後、会社や配車にどのような変化があったのか
トラック運転手の場合は、発言だけでなく、運行日・運行ルート・指示された時間・拘束時間・配車内容なども記録しておくと説明しやすくなります。
LINEやメールなどは削除せず保存する
上司や配車係とのLINE、メール、社内チャットなどが残っている場合は、削除せず保存しておきましょう。
会社へ相談した場合は、
- 相談した日時
- 誰に相談したか
- 何を伝えたか
- 会社からどのような回答があったか
も記録しておきます。
録音を残す場合の注意点
暴言や威圧的な発言が繰り返されている場合、録音によって実際の発言内容を残せることがあります。
ただし、録音だけでパワハラと確定するわけではありません。
日時や場所、そのときの状況なども一緒に記録しておきましょう。
また、運転中にスマートフォンを操作して録音を開始するなど、記録のために安全運転を損なう行動は避けてください。
危険な運行を指示された場合は安全を優先する
「休憩せずに走ってほしい」「もっと速度を上げないと間に合わない」など、安全な運行が難しいと感じる指示を受けた場合は、パワハラかどうかだけで考えないことが重要です。
まず安全を優先し、
いつ・誰から・どのような運行を指示されたのか
を記録しましょう。
運送会社でパワハラを受けたときの相談先
パワハラと思われる言動を一人で抱え込む必要はありません。
まず社内の相談窓口や別の責任者へ相談する
会社にハラスメント相談窓口がある場合は、まず利用を検討しましょう。
直属の上司や配車係本人が問題の相手になっている場合は、別の管理者、人事・労務担当者などへ相談する方法もあります。
相談するときは、
「パワハラされています」
だけでなく、
- いつ
- 誰から
- 何をされたか
- どのような発言だったか
- 何回程度続いているか
- どのような対応を希望しているか
を具体的に伝えましょう。
会社で解決しない場合は総合労働相談コーナーへ相談する
会社に相談しても対応してもらえない場合や、社内に相談しづらい場合は、厚生労働省の総合労働相談コーナーを利用できます。
総合労働相談コーナーでは、パワハラやいじめ・嫌がらせなど幅広い労働問題について相談できます。無料・予約不要で利用でき、必要に応じて助言・指導やあっせんの案内も行っています。
「パワハラ=労働基準監督署」とは限らない
パワハラについて「労基署に相談すればいい」と考える人もいるかもしれません。
しかし、相談先が分からない場合には、まず総合労働相談コーナーで状況を相談する方法があります。
相談内容に法令違反の疑いがある場合には、担当部署への取り次ぎも行われています。
必要に応じて専門家への相談も検討する
社内や公的窓口への相談だけでは解決が難しい場合には、内容に応じて弁護士などの専門家への相談を検討する方法もあります。
まずは、
記録する → 社内で相談する → 必要に応じて外部へ相談する
という流れで考えていきましょう。
荷主から暴言・無理な要求を受けた場合の対処法

トラック運転手が仕事中に困る相手は、社内の上司や配車係だけではありません。
荷主・元請事業者等から威圧的な言動を受けたり、長時間待たされたり、契約にない作業を求められたりするケースもあります。
ただし、こうした問題をすべて**「職場のパワハラ」**として扱うのは適切ではありません。
国土交通省は、荷主・元請事業者等による「違反原因行為」に関する情報を収集し、トラック・物流Gメンによる是正指導を行っています。
まず運送会社・配車担当者へ報告する
荷主から無理な要求を受けた場合は、まず所属する運送会社や配車担当者などへ報告します。
- 荷主からどのような発言を受けたか
- 到着・待機・出発の時刻
- どのような作業を求められたか
- 事前の取り決めと何が違ったか
- 運行スケジュールへの影響
などを具体的に伝えましょう。
長時間の荷待ちや取り決めにない荷役作業も記録する
国土交通省は、トラック事業者に対する違反原因行為の例として、長時間の荷待ちや契約にない附帯業務などを挙げています。
長時間待たされた場合は、
「○時到着 → ○時荷役開始 → ○時出発」
のように記録しておくと状況を説明しやすくなります。
トラック・物流Gメンへの情報提供を検討する
現在の正式名称は**「トラック・物流Gメン」**です。
国土交通省は、荷主・元請事業者等による違反原因行為に困っている場合、情報提供を受け付けています。
ただし、トラック・物流Gメンは、上司や配車係による一般的な社内パワハラの相談窓口ではありません。
問題の性質に応じて相談先を分けましょう。
パワハラをSNSで告発する前に知っておきたいこと
「会社名や上司のことをSNSに書きたい」と思うこともあるかもしれません。
しかし、SNSへの公開と相談窓口へ事実を伝えることは別です。
法務省も、インターネット上では個人への誹謗中傷、名誉やプライバシーの侵害などが問題になっていると案内しています。
匿名アカウントなら何を書いても大丈夫とは限らない
「匿名なら会社名や上司の名前を書いても問題ない」と考えるのは避けましょう。
個人が特定できる情報とともに具体的な出来事を投稿する場合は、名誉やプライバシーなど別の問題につながる可能性があります。
証拠を相談先に提示することとSNSで公開することは別
録音・LINE・メールなどを相談時の資料として保存することと、それらをSNSで不特定多数へ公開することは別です。
証拠はまず保存し、必要に応じて会社や相談窓口へ提示しましょう。
パワハラ問題を解決することが目的なら、まずは、
記録する → 相談する
という方法を優先しましょう。
パワハラで転職するか判断するポイント

「もう会社を辞めたほうがいいのかな」と悩むこともあるでしょう。
しかし、パワハラに悩んでいるからといって、すべての人がすぐに転職しなければならないわけではありません。
まずは、会社へ相談した後に何が変わったのかを確認してみましょう。
今の会社に残ることを検討できるケース
- 会社が相談内容について事実確認をしている
- 問題となった言動について対応している
- 配置などについて相談できるようになった
- 同じ言動が繰り返されなくなった
- 再発防止に向けた対応が行われている
重要なのは、「会社に相談したか」だけではなく、その後に状況が改善しているかです。
転職を検討するケース
一方で、
- 相談しても会社が対応してくれない
- 同じ暴言や嫌がらせが繰り返される
- 問題のある配車や指示が改善されない
- 安心して働ける状況にならない
- 今の職場で働き続けることが難しい
といった場合は、転職を選択肢に入れてもよいでしょう。
今の会社に残るか転職するかの判断材料
| 状況 | 今の会社に残る場合の判断材料 | 転職を考える場合の判断材料 |
|---|---|---|
| 会社へ相談した後 | 事実確認や対応が進んでいる | 相談しても対応されない |
| 問題となった言動 | 改善・解消している | 同じ言動が繰り返される |
| 配車・仕事 | 問題について相談できる | 相談しても改善されない |
| 会社の対応 | 再発防止の動きがある | 改善の見通しが立たない |
| 今後の働き方 | 今の会社で働き続けられる | 他社の働き方も比較したい |
これは「どちらを選ぶべきか」を決める表ではありません。
自分の状況を整理するための判断材料として利用してください。
転職すると決めていなくても他社の求人を確認する
転職するか迷っている段階でも、他社の求人を見てみることはできます。
給与・休日・勤務時間・仕事内容などを比較すれば、今の会社との違いを把握できます。
まずは他社にどのような求人があるのかを確認し、現在の条件と比較するところから始めてもよいでしょう。
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退職する前に記録や相談履歴を整理する
退職を考え始めても、それまで残してきた記録を処分しないようにしましょう。
- パワハラと思われる言動のメモ
- LINEやメール
- 録音
- 配車・運行記録
- 会社へ相談した日時や内容
- 会社からの回答
などを整理しておきます。
パワハラで退職した場合の離職理由
厚生労働省は、上司や同僚などから故意にのけ者にされたり、著しい冷遇・嫌がらせ、いじめ、暴力・暴言などを繰り返し受けたことによって離職した場合、特定受給資格者に該当するケースを示しています。
ただし、「パワハラで退職すれば必ず会社都合になる」という意味ではありません。
離職理由は、本人の主張や証拠書類、事業主側の主張などを確認したうえで、ハローワークが判断します。
転職先で同じ問題を避けるために運送会社を見分けるポイント
転職するなら、「次の会社では同じことで悩みたくない」と考える人も多いでしょう。
ただし、求人票だけで**「この会社にはパワハラがない」と判断することはできません。**
求人情報、面接時の対応、教育方法、相談体制など、複数の情報から職場環境を確認しましょう。
求人情報で労働条件を確認する
まず確認したいのは、
- 給与・手当
- 勤務時間
- 休日・年間休日
- 運行内容
- 荷役作業の有無
- 試用期間などの条件
です。
面接では新人への教育方法を聞く
面接では、
「入社後の教育はどのような流れで行われますか?」
「独り立ちするまで、どのような方が指導を担当しますか?」
「運行や配車について困った場合は、誰に相談できますか?」
などを質問してみましょう。
配車や運行について確認する
たとえば、
「配車はどのように決めていますか?」
「急な運行変更はどのくらいありますか?」
「運行が難しい場合は、誰に相談できますか?」
などを聞いておくと、入社後の働き方を具体的にイメージしやすくなります。
相談窓口や相談体制について確認する
- ハラスメント相談窓口があるか
- 人事・労務担当者へ相談できるか
- 配車係以外に運行上の問題を相談できる人がいるか
なども確認材料になります。
ただし、「相談窓口あり」と書いてあるだけで、パワハラがない会社だと判断できるわけではありません。

ホワイトな運送会社の見分け方はホワイトな運送会社の見分け方とは?優良企業に出会うための基準で詳しく解説しています。
今の会社と他社の求人を比較する
転職を決めていなくても、他社の求人を見て、
- 今と同程度の給与で休日が多い会社はあるか
- どのような運行の求人があるか
- 勤務時間や仕事内容はどのくらい違うか
を比較してみましょう。
\レバジョブでドライバー求人を確認する/

ここでは、転職を決める前に求人を比較することを目的にしましょう。
運送会社でパワハラを受けたときの5つの対処手順
ここまでの内容を、実際に行動するときの順番にまとめます。
① 何をされたのか整理する
まず、
- 誰から
- いつ
- どこで
- 何を言われたか
- どんな仕事や配車を指示されたか
を整理します。
② 記録を残す
日時、発言、運行内容、LINE、メール、録音などを保存します。
③ 社内へ相談する
人事・労務、ハラスメント相談窓口、問題の相手とは別の責任者などへ相談します。
④ 解決しなければ外部へ相談する
総合労働相談コーナーなど、外部の公的な相談窓口を利用します。
⑤ 改善しなければ転職も含めて考える
会社へ相談しても状況が改善しない場合は、他社の求人を確認し、今の会社と条件を比較してみましょう。
「パワハラかもしれない=すぐ退職」ではなく、記録・相談・会社の対応を確認しながら、今後の働き方を判断することが大切です。
まとめ|運送会社でパワハラを受けたら記録を残して相談しよう
運送会社で上司や配車係から強い言動を受けたり、荷主から無理な要求をされたりして、「これってパワハラなのでは?」と悩んでいる場合は、まず何が起きているのかを整理しましょう。
パワハラかもしれないと感じたら、次の順番で対応してみてください。
- 何をされたのか整理する
- 日時・発言・指示内容などを記録する
- 社内の相談窓口や別の責任者へ相談する
- 解決しない場合は外部の公的な相談窓口を利用する
- 状況が改善しない場合は転職も含めて今後を考える
大切なのは、一人で我慢し続けないことです。
今の会社に残るか転職するかについても、「パワハラを受けたから必ず辞める」と決める必要はありません。
会社へ相談した後に状況が改善したのか、同じ問題が続いているのかを整理し、自分に合った働き方を考えてみてください。
転職をまだ決めていなくても、他社のドライバー求人を確認して、給与・休日・勤務時間・仕事内容などを比較することはできます。
今の職場だけが選択肢ではありません。
まずは記録を残し、相談先を確認し、そのうえで今後の働き方を考えていきましょう。
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