トラックの手積みなしの種類と年収・資格まとめ!自分に合ったスタイルは?

トラックの手積みなしの種類と年収・資格まとめ!自分に合ったスタイルは? 対処法
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トラックドライバーの仕事に興味はあるけれど、重い荷物を手作業で積み下ろしする体力的な負担が心配で、一歩を踏み出せないという方も多いのではないでしょうか。

腰を痛めてしまわないか、年齢を重ねても続けられるのかといった不安はとても自然なものだと思います。

最近の物流業界では労働環境の改善が進んでおり、手作業での積み下ろしを行わない手積みなしのトラック求人や、パレット輸送を主体とした働き方がかなり増えてきています。

フォークリフトや専用の機械設備を使う職種を選べば、女性や未経験の方でも無理なくドライバーを目指すことが可能です。

一方で、手積みなしの職種を選ぶと年収相場が下がってしまうのではないかと気になる部分もあるかもしれませんね。

今回は、トラックの手積みなしの種類やそれぞれの特徴、気になる給与水準や必要な免許について、トラックの仕事に興味がある私の目線から分かりやすく整理してみました。

この記事が、ご自身の体力やライフスタイルに合った働き方を見つけるきっかけになれば嬉しいです。

【この記事で分かること】

  • 手積みなしで働けるトラックの車両構造や職種別の特徴
  • パレット輸送や専用重機を活用した身体的負担の少ない働き方
  • 手積みなし求人における車種別・距離別の年収相場と給与の仕組み
  • 未経験からステップアップするために必要な資格や求人選びの注意点

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トラックの手積みなしの種類と選び方

トラックの手積みなしの種類と選び方

トラックの荷役作業は、車両の構造や運ぶ荷物の性質によって大きく異なります。

ここでは、手作業での積み込みや荷下ろしが発生しにくい代表的な車両の種類や、具体的な職種ごとの特徴について見ていきましょう。

手積みなしで選べる代表的な職種

トラックの運転手と一口に言っても、運ぶ荷物や車両の構造によって作業内容はガラリと変わります。

「トラックの運転=腕力勝負」と思われがちですが、実は荷物の性質や車体の構造によって、手作業での積み下ろしが構造上まったく発生しない仕事や、機械の力だけで完結する職種がたくさん存在します。

それぞれの特徴を整理して比較してみましょう。

車両種類 主な荷役方法 身体的負荷 職種の特徴と業務実態
コンテナトレーラー クレーン・大型フォーク 極めて低い 港湾や物流拠点でコンテナごと積み替えるため、ドライバーの手荷役は原則なし。運転と緊結確認が主業務。
タンクローリー・バルク車 ホース接続・ポンプ操作 低い 石油や化成品、セメント粉体を輸送。力仕事ではなくホースの脱着やバルブ操作、計量管理が中心。
ミキサー車 シュート操作・レバー操作 極めて低い 生コンクリートの排出操作が主。ホッパーの簡単な水洗いなどはあるが、重量物を持ち上げる作業は一切なし。
ダンプカー 重機積み込み・油圧排出 極めて低い 土砂や産廃を荷台を傾けて一気に排出。積み込みも油圧ショベル等で行われるため手積み作業は不要。
ウィング車(パレット) フォークリフト荷役 低い 側面が大きく開き、パレット単位でスムーズに積み下ろし。フォークリフトの免許があれば力仕事は不要。
ユニック車 クレーン操作・玉掛け 低〜中程度 建築資材や機械類をクレーンで吊り上げて荷役。荷締め作業はあるが、人力での揚重は発生しない。
パワーゲート車 油圧リフト・カゴ台車 低〜中程度 昇降機を使ってカゴ車を転がして積み込む。段ボールを1箱ずつ運ぶ必要がなく、身体への負担が大幅軽減。

このように、専用の設備や車両のギミックを活用する職種を選べば、自分の腕力で重い荷物を何度も持ち上げる作業を避けることができます。

それぞれの車両に合わせた運転技術や操作手順を覚える面白さもありそうですね。

非手積み系車両が選ばれる背景

近年ではドライバーの負担軽減を目的に、業界全体でパレット化や重機による荷役が急速に推進されています。

国土交通省でも長時間の荷待ちや過度な手荷役作業を解消するためのガイドライン策定や取引環境の適正化が進められており(出典:国土交通省『トラック輸送における取引環境・労働時間改善中央協議会』)、荷主企業と運送会社が一体となって手積み作業を減らす取り組みが進んでいます。

これにより、力作業に頼らないスマートな働き方が確実に広がっていると言えます。

パレット輸送とフォークリフトの活用

一般的な貨物輸送において、手積みをなくすための中心的な存在となっているのがパレット輸送です。

荷物を木製やプラスチック製のパレットと呼ばれる板の上に載せ、フォークリフトを使ってパレットごとトラックへ積み込みます。1枚のパレットには数十個から百個以上の段ボールが載っていますが、機械で一括して持ち上げるため、ドライバーが1つずつ手で抱える必要はありません。

特に荷台の側面が翼のように跳ね上がるウィング車は、横から直接フォークリフトでアプローチできるため、非常にスピーディーかつ効率的に作業が進みます。

ドライバー自身がフォークリフトを操作して積み込む現場と、配送先や倉庫側の専任オペレーター(リフトマン)が積み下ろしを担当してくれる現場があり、どちらのパターンでも手作業に比べると体力の消耗を大幅に抑えられます。

荷崩れを防ぐ積付けの工夫
パレット輸送では、走行中の揺れで荷物が崩れないようにする積付け技術が大切です。箱の向きを一段ごとに交互に変えて強度を保つ「インターロッキング(レンガ積付け)」や、中央に隙間を空けて外側への傾きを抑える「ピンホール積付け」など、荷物の形状や重量に応じた工夫が現場で行われています。フォークリフトの運転技術だけでなく、こうした荷姿の安定性を意識することもプロドライバーとしての重要なノウハウですね。

パレット輸送を主体とする業務に就くことができれば、体力勝負の現場から「機械を上手に扱う専門職」へとシフトできます。

フォークリフト技能講習の修了証を持っておくことで、選べる求人の幅が格段に広がるのも特徴です。

女性や未経験でも安心な理由

「トラックの運転手は腕っぷしが強くないと務まらないのでは」と思われがちですが、手積みなしの職場であれば、筋力や体力に自信がない方でも十分に活躍できる環境が整っています。

力仕事がないということは、男女問わず、また年齢に関係なく実力と丁寧さで評価される世界だと言えます。

カゴ台車をそのまま押し引きして積み下ろしできるパワーゲート車での店舗配送や、レバー操作がメインとなるミキサー車の地場運行などは、力作業が少ないため女性ドライバーや未経験からスタートする方にも人気があります。

体力的な消耗が少ない分、集中して安全運転に取り組めるのも大きなメリットかなと思います。

未経験者・女性が手積みなし求人で働きやすい理由

  • 身体のサイズや筋力に依存しない:昇降装置やリフト、ホース操作が中心のため、手順通りの確実な作業が重視される
  • 疲労の蓄積が少ない:翌日に筋肉痛や過度の疲労を持ち越さず、安定した生活リズムを保ちやすい
  • 教育体制と安全設備の充実:オートマ(AT)限定免許で運転できる準中型車や、バックカメラ・衝突被害軽減ブレーキが標準装備された車両が増加している

最近は未経験者向けの研修や、入社後に大型・中型免許や各種作業資格の取得をサポートしてくれる企業も増えているので、以前よりもずっと挑戦しやすい業界になってきている印象です。

失敗しない求人の見極め方

求人サイトで手積みなしの仕事を探すときは、募集要項の記載内容をしっかりチェックすることが大切です。

タイトルに「手積みなし」と書いてあっても、現場の状況や配送ルートによっては一部手作業が発生するケースがあるためです。

求人票をチェックする際の注意点

  • 「完全パレット輸送」「バラ積み一切なし」といった具体的な表記があるか
  • 荷台への積み込みは専任スタッフが行うのか、ドライバー自身がリフトを操作するのか
  • 配送先での荷下ろし設備(フォークリフトやスロープ、ドックレベラーなど)が整っているか
  • 繁忙期や特定の荷主において例外的な手荷役が発生する条件がないか

「基本はパレットですが一部手作業あり」という記載がある場合、実際には重い飲料水や食品のバラ積みが混ざっている可能性もあります。

求人情報だけで判断がつかない場合は、面接時に「1日の運行の中で手作業で荷物を扱う割合はどのくらいありますか?」「パレット以外の荷役作業は発生しますか?」と率直に確認してみるのが安心です。

入社後のミスマッチを防ぐためにも、疑問点は事前にクリアにしておきましょう。

身体的負荷を抑えるメリット

手積みや手下ろしのない運行を選ぶ最大のメリットは、何といっても身体への負担が軽く、長く健康的に働き続けられることです。

何十キロもある荷物を何百個も手作業で運ぶような業務では、どうしても腰や膝を痛めてしまうリスクが高まります。

肉体的な疲労が少なければ、日々の運行中も疲れからくる集中力の低下を防ぎやすく、結果として安全運転の維持にもつながるはずです。

仕事終わりにプライベートの時間を楽しむ体力が残るのも、長く仕事を続けていく上では見逃せないポイントですね。

長期的なキャリア形成と健康管理

ドライバーの職業病とも言われる慢性的な腰痛や関節痛は、一度悪化してしまうと業務の継続が困難になるケースも少なくありません。

手積みのない運行形態を選択することは、怪我や体調不良による休職・離職リスクを減らし、40代、50代、60代と年齢を重ねても現役でハンドルを握り続けるための有効な自己防衛策になります。

将来を見据えて無理のない環境を選ぶことは、とても賢い選択だと感じます。

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トラックの手積みなしの種類別年収と資格

トラックの手積みなしの種類別年収と資格

手積みがないと体力的には助かりますが、その分お給料が安くなってしまわないかは気になるところですよね。

ここでは、車両の種類ごとの年収相場や、収入をアップさせるために役立つ免許・資格について整理しました。

車種別の気になる年収相場

手積みなしの職種における給与水準は、扱う車両の大きさ、走行距離(地場か長距離か)、そして必要とされる専門資格の難易度によって変動します。

体力勝負ではなく、技術や責任の重さに応じて給料が支払われる仕組みです。

一般的な給与の目安を一覧にしてみました。

職種・車両 想定月収の目安 平均年収の目安 必要となる免許・資格
トレーラー(海コン等) 約35万円 〜 50万円 約500万円 〜 600万円 大型一種、けん引一種、フォークリフト
大型トラック(長距離) 約25万円 〜 41万円 約450万円 〜 750万円 大型一種、フォークリフト
大型トラック(地場・近距離) 約25万円 〜 35万円 約350万円 〜 550万円 大型一種、フォークリフト
ユニック車(クレーン付) 約25万円 〜 35万円 約400万円 〜 500万円 大型一種、小型移動式クレーン、玉掛け
ミキサー車 約28万円 〜 32万円 約380万円 〜 450万円 大型一種(または中型一種)
中型ルート配送(4t) 約32万円 〜 35万円 約380万円 〜 450万円 中型一種(8t限定含む)
小型トラック(近距離) 約23万円 〜 30万円 約300万円 〜 400万円 普通一種、準中型一種

※上記の金額はあくまで業界全体の一般的な目安であり、勤務先、地域、手当の有無、運行形態などによって異なります。正確な募集条件や給与体系については、必ず各企業の公式サイトや求人要項をご確認ください。

手積みの有無によって極端に給料が下がるわけではなく、大型免許や特殊な運転技術を要する車両であれば、身体の負担を抑えつつ高収入を目指せることが分かります。

力仕事ではなく、運転スキルや機械操作の専門性が給与に反映される仕組みですね。

収入を上げるためのステップアップ

ドライバーとして手積みを避けながら収入を高めていくためには、いくつかの明確なステップアップ方法があります。

ただ同じ仕事を続けるだけでなく、計画的にスキルや条件を上げていくことがポイントです。

年収アップを目指す3つのステップ

  1. 中型から大型・けん引へと免許を上位化する:運転できる車両のサイズが大きくなるほど、基本給や運行手当が高くなる傾向があります。
  2. 長距離運行や夜間運行へシフトする:距離手当や深夜割増手当などが加算されるため、手取り収入を大きく伸ばしやすくなります。
  3. 大手物流企業や好待遇の運送会社へ転職する:自社専用の荷役ターミナルを持ち、福利厚生や賞与が充実している会社を選ぶのも効果的です。

自費で免許を取るのが難しい場合でも、会社が費用を一部または全額負担してくれる「資格取得支援制度」を設けている運送会社を探してみると、スムーズにステップアップしやすいかなと思います。

小型や中型で基礎を固めてから大型へ移行することで、未経験からでも着実に収入を伸ばせます。

取得しておきたい必須の資格

手積みなしの職種を狙う上で、持っておくと転職や実務で圧倒的に有利になる資格がいくつかあります。

業務の幅を広げるためにも押さえておきたい資格をまとめました。

フォークリフト運転技能講習

パレット輸送を扱う現場では、ほぼ必須と言っても過言ではない資格です。

最大積載荷重1トン以上のフォークリフトを操作できるようになり、受講期間も数日程度(自動車免許所持者なら約31時間)と比較的取得しやすいのが魅力です。

求人の応募条件に含まれていることも多いため、真っ先に取得を検討したい資格です。

けん引免許

海上コンテナや大型トレーラーを運転するために必要な免許です。

連結部分の屈折やバック走行など運転技術の習得にはある程度の練習が必要ですが、取得できれば手積みのない高収入求人の選択肢が一気に広がります。

ドライバー職の中でも専門性が高く評価される免許です。

小型移動式クレーン・玉掛け技能講習

ユニック車に乗務する際に必要となる資格です。

吊り上げ荷重5トン未満のクレーン操作と、ワイヤーロープを荷物に掛け外しする玉掛け作業を行えるようになります。

建設現場や資材置き場への配送で重宝され、力作業なしで重量物の輸送業務を担当できるようになります。

危険物取扱者(乙種4類)

タンクローリーでガソリンや灯油などの燃料を輸送する場合に必要となる国家資格です。

可燃性液体の安全管理に関する知識が問われますが、取得することで化学・エネルギー輸送という景気に左右されにくい安定した専門分野へ進むことが可能になります。

長距離と地場配送の働き方の違い

同じ「手積みなし」であっても、走行距離によって日々のスケジュールや生活リズムは大きく変わってきます。

それぞれのメリット・デメリットを理解して、自分の生活に合う方を選ぶことが大切です。

運行エリアによる特徴の違い

  • 地場配送(近距離):配送エリアは片道50km〜100km圏内が中心。毎日決まった時間に出勤・退勤でき、毎日自宅に帰れる。家族との時間や生活リズムを一定に保ちやすい。
  • 中距離・長距離輸送:片道300km〜1,000km超を走破。2日〜数日間トラックで過ごす運行パターンもあるが、高速道路中心の単調な運転が多く、手当による高収入が期待できる。

地場配送(近距離)は、規則正しい生活を送りたい方やプライベートの予定を立てやすくしたい方に向いています。荷物の積み下ろし回数は長距離より多めになることがありますが、パワーゲートやリフトを使えば疲労は最小限に抑えられます。

一方の長距離輸送は、一度出発すると数日間トラックで過ごすことになりますが、高速道路の走行がメインとなり、配送先での積み下ろし回数自体は少なくなります。運転そのものが好きな方や、手当をしっかり稼ぎたい方にとっては魅力的な選択肢ですね。

トラックの手積みなしの種類を確認して転職しよう

トラックドライバーの仕事=過酷な力仕事、というイメージを持たれがちですが、実際には車両の構造や職種をしっかり選ぶことで、身体に無理のない働き方を実現できます。

コンテナトレーラーやタンクローリー、パレット積みのウィング車など、手積みなしで運行できるトラックの種類は実に多彩です。まずは普通免許や準中型免許で乗れるルート配送から始めて、経験を積みながら大型免許やフォークリフト資格を取得していくのも確実なルートだと思います。

ご自身の体力や理想のライフスタイル、目標とする収入に合わせて、どんな種類のトラックが自分に合っているかをぜひじっくり見極めてみてくださいね。

なお、転職活動における最終的な判断や具体的な雇用条件の確認については、専門の転職エージェントや各採用担当者へご相談されることをおすすめします。

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